サブリース物件はよくよく調べよう!


 サブリースというのは、ビルのオーナーから不動産会社などが一括して借りうけ、その不動産会社がテナントに部屋(又はフロア)ごとに貸し付ける契約をいいます。解りやすく言えば、テナントへのまた貸しです。

 オーナーがテナント募集や管理は嫌だと思ったら、不動産会社にビル全体を貸して家賃を受け取ります。テナントに直接貸すよりは割安の家賃ですが、空室の悩みや管理に関する面倒は有りません。
 不動産会社は一括して借りたビルを、部屋またはフロアごとに(一括でもよい)テナントにまた貸しして家賃を受け取ります。
 バブル期まではテナントの数が多かったため、不動産会社は安く借りて高く貸すという効果がありました。いわば利ざやを抜いていた訳です。
 また、不動産会社にとっては不動産を購入しなくて済むため、賃貸物件を増やす方法として利用されます。

 別項目で「仲介業者はオーナーでない」と記述しましたが、サブリースの場合はオーナー
でなくサブリース会社を良く調査する必要があります。なぜなら、テナントにとって保証金を預けるのはサブリース会社だからです。家賃を支払う相手もオーナーではありません。くれぐれもオーナーではないことを認識してください。

 サブリース会社は、バブル期までは安く借りて高く貸すことができ利益をあげることが出来ました。しかし、家賃が下がってしまっては利益が出ません。テナントがいなければなお更です。
 テナントがいなくてもサブリース会社はオーナーに家賃を払わなければなりません。この場合、利益よりむしろ損失が大きくなりなります。これを逆ザヤと言います。従って、サブリース物件の場合は、オーナーではなくサブリース会社に注目する必要があります。特に中小会社がサブリースしている場合は注意が必要です。



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