ビル管理上のトラブル実例集
―エレベーター故障―


CASE@:それはMビルで発生しました!
 Mビルは1階〜8階の事務所ビルですが、中小ビルによくある、エレベーターを出たらすぐ事務所階となるダイレクトインの構造です。しかし、避難用の外階段があり、エレベーター点検時等は、外階段の利用が可能です。
 

 第一報は昼間4時頃、7階のテナントより「エレベーターをよんでも階から移動してこない。」との事。その後、他のテナントからも「エレベーターが動かない」と言うクレームが続々と寄せられる。幸いだった事は、エレベーター内に人が閉じ込められていたが、缶詰状態ではなかった事です。

 さっそく、エレベーター保守会社へ故障の復旧を依頼する。しかし、保守員が現場へ行けるのは約2時間後との事。すぐに各テナントへ、その旨を連絡する。
 この中で問題になったのは、復旧時間が夕方6時頃になると言う事だった。テナントが帰る時刻となり、あるテナントは2フロアーを賃借していたが、外階段の鍵を借用していなかった為に女性ロッカーが事務所階と別の階にあるので帰れない、と言うものだった。
 これに対応する為、全テナントの外階段の鍵を持って行き、鍵を各テナントに渡す事にする。
 これはここれで一段落したが、エレベーター保守員が現地到着後に点検したところ、エレベーターを各階に停止させるスイッチ不良が原因だとわかる。部品を入手するまで完全復旧が出来なかった。更に、各階の機械警備とエレベーター不停止が連動している為、エレベーター完全復旧までその対応を強いられました。
 部品を入手して完全復旧するまで、事故発生後から約5時間、単なるエレベーター故障が外階段の鍵・機械警備と関連した事に発展してしまいました。





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