人による管理
3)保安整備


 人により管理は「環境整備」と「保安警備」に大別できますが、「保安警備」はさらに”常駐警備” ”駐車場管理” 巡回警備” ”防火管理” ”特別警備”に分けられます。警備の中でも<機械警備>については機械による管理で説明済みです。ただし、ビルのランニングコストの面からも、出来る限り機械に任せて、小人数の警備士を常駐させるマシン+人の機能的な警備を考えるべきでしょう。

常駐警備  管理室において出入り管理、受付などの事務に携わり、途中館内を巡回したり、開館・閉館・送付物などの区分などをします。勤務体制としては24時間体制・夜間警備体制・日勤警備体制とあり、ビルが要求する作業内容によって選定します。
駐車場管理  駐車場において車輌の誘導、車輌の出入記録、カーパークの操作、駐車料金徴収などの業務を行います。
巡回警備  ビルが無人になる夜間または、日・祭日等に館内を巡回し、火災予防・盗難予防・その他の立場からチェックする業務です。また、朝晩の玄関開閉業務が中心となる場合もあります。
防火管理  消防法8条では『作業所の管理について権限を有するもの(消防法の中では権限という文字を使う)は、資格を持っている者の中から防火管理者を選び、消防計画を立てさせて……云々』となっています。つまり「ビルの消防用設備等の整備、避難訓練、消火訓練、通報訓練、火気取り締り、入場者に対する規制、収容人員の適正化を計りなさい」ということです。ビルのオーナーがビルに居住すれば、この問題はオーナーの責任において解決がつくのですが、一般的にビルオーナーは不在です。そのため、常駐している警備士が肩代わりする業務です。
特別警備  年末年始などの本来とは異質の期間や業務(イベント等により一時的に外来者が集中し、特別な警備、誘導を必要とする仕事)に対して、お客様のニーズに対応する業務を指します。

 警備会社を選定する基準は、人的な面と物理的な面があります。
   人的な面----→派遣される警備士の資質、つまり警備員教育の徹底
   物理的な面--→鍵の扱い

 「鍵は契約先からい委託された財産」と言われ、鍵の扱いが悪いということは、その警備員の資質が低く、責任感がうすいことの証明ともなってしまいます。特にマスターキーの扱いには注意が必要です。

鍵の保管と注意事項
1)鍵を使用しない時は施錠されたキーボックスに格納する。
2)鍵を貸し出す際には、借りる者の資格を必ず確認すること。
3)鍵貸出記録等は毎日就業時に点検する。
4)鍵の複製、錠の取り替えは責任ある者の認可を受ける。


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